左側が通常使用している裏がベロア仕上げのもので、右側が裏にギザギザの歯のついたカチューシャ台です。

ベロア仕上げのものの方が若干、縦長のような印象です。大きさはほぼ同じですし、カチューシャ台にもそれぞれ個体差があるのかなとも感じています。同じカチューシャ台でお作りしても、一つはぴったりなのに、こちらはしっくりこないということも実際にございます。

またこれまで、カチューシャは合わなかったのに、このカチューシャはぴったり！とおっしゃってくださるお客様もいらっしゃいます。やはり頭の大きさだけでなく、骨格や毛量などによって個人差が出るんだなと思います。

はじめはきつく感じたけど、使っているうちにだんだん馴染んできたとおっしゃってくださる方もいらっしゃるので、もし合わないと感じる場合は、装着位置や角度を少しずらしてみたり、カチューシャを折れない程度に少しずつ広げてみるといった方法でお試しいただくことをおすすめしています。

ギザギザの歯のついたカチューシャ台はしっかり固定したい方にお勧めですが、広がりが柔らかいので、締め付け感が気になる方も歯のついたものを選ばれるといいかと思います。

ただこちらも頭の形にもよるようで、浮いてしまうとおっしゃる方も中にはいらっしゃいます。

私自身はどちらのカチューシャも違和感なく装着できますし、そのような方も多くいらっしゃる印象です。

はっきり、「こちらの方が合いますよ！」とおすすめできないのですが、参考になれば幸いです。せっかくご購入いただいたカチューシャ、合わなくて使えないとなったら申し訳ないので、そんなことがなるべく起こらないようにカチューシャ台についてもできることを考えていきたいと思っています。

2022.12